買って良かった物 その6 続き 武井バーナー パープルストーブ

まっしー

2013年09月24日 12:30

さて、時間のある時に連投します。

前回の記事で武井バーナー パープルストーブ 301Aセットの簡単な概要と良いところをご紹介いたしましたが、今回は悪いところをご紹介したいと思います。



武井バーナー 301Aセット

こいつの登場で我が家の秋冬キャンプは充実したものになりましたー






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その前に簡単な使い方のご紹介です。
まず、こちらの武井バーナー パープルストーブは燃料を灯油とする暖房器具になりますので、付属のじょうろを使って灯油を入れます。
ホンピングを行います。ガソリンランタンなどをお使いの方はよくご存じの作業ですが、タンクの中の圧力を上げるためにポンプノブを持ってシュポシュポとノブを押し引きする作業です。ホンピングをご存じ無い方には大変な作業と思われがちですが、慣れると30秒も掛からずに終わる作業なのでさほど大変でもありません。
(それでもホンピングが大変という方には自転車などの空気入れでホンピングの代わりをすることができる「接続金具」というものが武井バーナーの純正品として販売されておりますのでご検討ください)

そして次がもっとも厄介な作業ですが、プレヒートという工程になります。
こちらは灯油を使う燃焼器具の場合にはほぼ必須なのですが、灯油は温めないと気化しにくいため、まずは器具を熱くしてやる必要があるため行います。
具体的には灯油が通るジェネレーターという個所を温める作業なのですが、こちらのパープルストーブの場合プレヒートを行うために直接灯油を噴射する機能がついており、そちらのバルブを開きながらライナーなどで火をつけてあげることで、機器の中心に向かって直接炎を噴射します。
メインで火が付く場所に火を点けるのでなく、事前にそこを温めるために横から炎を当ててやる、という感じですね。
これをしっかりと行わないとこの後でご紹介する「炎上」という危険な祭りに発展します。
私は特に時間を測ってプレヒートしている訳ではなく、全体的に温まったかどうかを感と経験で判断しておりますが、慣れないうちは5分以上温めておいた方が良いかと思います。温めすぎで炎上することはありません。
プレヒートが終わると、ついにメインのバーナー部への点火となります。
メインのバーナー部のバルブは付属のノブを使って内部のバルブを開く方式になっており、この付属のノブを失くしてしまうとコントロールできなくなりますので、紛失に注意しましょう。
私は失くさないようにヒーター部に取り付けております。

バーナー部への点火の際には、まだプレヒート用の炎が噴射されている状態なのでライターを使う必要はなく、プレヒートのままでバルブを開ければ点火します。
そして綺麗にボーボーという音がすればプレヒート用のバルブを閉じることで無事に点火成功となります。

プレヒートが足り無かった場合、メインのバルブを開いたタイミングで1メートル以上の火柱が上がり全体がバーナー全体が炎に包まれます。
これが有名な炎上ですね。。。
炎上するとすぐにメインとプレヒートのバルブを閉じてもしばらく炎上し続けますので、大切なパープルストーブが無残にも真っ黒いススで覆われていくところを何もすることなく観察することになります。
バルブが閉じれいれば3分から5分程度で火は消えていくと思いますので、精神的ダメージを受けながら、再度プレヒートからやり直しとなります。
ちなみに炎上した際は、ホヤの透明なガラスがまっ黒で中は何も見えなくなりますが、その後正常に点火できると少しずつススは消えていきますので、ご安心ください。
とはいえ、全体的に黒くなりますが・・・

無事に点火できた後は再度ホンピングを行うことで火の勢いが強くなり、ヒーター部のグルグルした線が真っ赤になって周辺を温めてくれます。

長くなってしまったので、悪い点は次回書きたいと思います。

では。


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